記述対策

(一)「『ウレシソウ』に振舞うというジェスチュアに跳びかかる」

随想と評論の解答方針に違いはない。評論と、随筆のあいだに、「解き方の違い」というものはありません。基本的な読解方針、解答方針は同じです。評論にも「随想...
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(五)「それらとともにあることの、喜びであり、苦しみであり、重さなのである」

 東大第一問の(五)は、あくまで傍線部の問題として処理するが、本文全体とのかかわりの中でその傍線部を位置づけることが重要である。決してその意味段落だけ...
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(四)「記憶の方は、人間の歴史をはるかに上回るひろがりと深さをもっている」

  あるいは情報技術における記憶装置(メモリー)の役割さえも、歴史を記憶としてとらえるために一役買ったかもしれない。熱力学的な差異としての物質の記憶、...
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(三)「歴史そのものが、他の無数の言葉とイメージの間にあって、相対的に勝ちをおさめてきた言葉でありイメージなのだ」

 歴史の問題が「記憶」の問題として思考される、という傾向が顕著になったのはそれほど昔のことではない。歴史とはただ遺跡や史料の集積と解読ではなく、それら...
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(二)「歴史という概念そのものに、何か強迫的な性質が含まれている」

〈主語〉〈修飾語(特に目的語) 〉は〈述語〉の前提である。多くの場合、「どういうことか」の問題では、答案の〈述語〉部分は、傍線部の〈述語〉部分の言い換...
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(一)「歴史学の存在そのものが、この巨大な領域に支えられ、養われている」

「答えるべきこと」の濃淡をつける。試験において最も出題されやすい形式は、本文中に傍線が引かれ、「どういうことか」と問われるものです。記述答案においては...
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生きるということをじぶんに引きうけた人間に特有の自恃と孤独

今回は京都大学の問題を見てみます。(1)と(2)の傍線部がありますが、(1)に関しては、ずっと後ろまで読まないと答えられない問題であり、常識的な引用の...
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倫理的な交換

今回は、短い字数に要点を詰める問題を扱います。課題文の全貌がわからないと解きにくいので、前半のあらすじを書いた上で、傍線部付近を引用します。出典は岩井...
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どのような器も、どのような袋も、靄のような起源の光彩を帯びているのだ

 詩と舞踊はもと同じだった。詩を伴わない舞踊はなく、舞踊を伴わない詩はなかった。サッフォーは舞踊教師でもあった。そして、詩は、バッハオーフェンによれば...
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世界と人間

問1(ア)大丈夫 正解は② (①常備 ②頑丈 ③冗談 ④譲渡 ⑤施錠)(イ)階層  正解は⑤ (①介入 ②氷解 ③軽快 ④懲戒 ⑤階段)(ウ)眺め  ...