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「問3」「問4」

問3 〈傍線部B〉がある〈⑩段落〉の直前〈⑨段落〉では、「遊園地」と「原っぱ」が対比されています。 遊園地 ⇒ あらかじめそこで行われることがわかっている建築 原っぱ ⇒ そこでおこなわれることが空間の「中身」を創ってゆく場所傍線部でいう〈...
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身振りの消失 「問1」「問2」

問1(ア)挙措   ① 準拠  ② 去就  ③ 特許  ④ 虚実  ⑤ 暴挙(イ)塊    ① 氷解  ② 奇怪  ③ 皆目  ④ 団塊  ⑤ 懐古(ウ)更地   ① 晴耕雨読  ② 更迭  ③ 恒久的  ④ 厚遇  ⑤ 強硬(エ)充満  ...
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共テ⑥評論 ピックアップ問題「問3」「問5」

論理的構文について「一文」を論理的に書く場合、典型的には次のような構文になります。〈a〉主題(原則的に「主語」 *傍線部の「目的語」を「主語」として書く場合もある)  〈b〉定義(主題の概念規定)     (b´)対比(それは何ではないのか...
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「差別はいけない」とみんないうけれど。⑧段落~⑫段落 

おさらい〈第①段落〉~〈第⑦段落〉の内容は、概ね次のようなものでした。近代の法制度(刑法)においては、「行為者(加害者)」の側の「意図のある/なし」や「未来予見性のある/なし」などによって、「責任の有無」や「罰則」が決められていた。しかし、...
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「差別はいけない」とみんな言うけれど。①~⑦

①段落第①段落の内容について、少し補足をしておきましょう。近代的な法は「自律」的な「個人」を前提にしている。「自律」とは、「自分を律すること」を意味します。つまり、「自分のことを自分で決める」ことを「自律」といいます。対義語は「他律」です。...
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差別⑥⑦段落

「差別」の話の「第4回」になります。今日は〈⑥段落〉の後半と〈⑦段落〉について考えていきましょう。⑥段落(後半)「足の痛み」には、肉体的苦痛だけではなく精神的苦痛、社会的・経済的な不利益もふくまれる。また、行為者のアイデンティティ(日本人、...
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世紀末の思想 

入試過去問演習その③です。問1(1)偶然(2)滑(3)故障(4)観念(5)埋問2a 猶予はない正解は「ウ」の「先延ばしできない」になります。b なくもがな正解は「エ」の「ないほうがよい」になります。古文では、「終助詞」の「もがな」「もがも」...
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差別④⑤⑥段落

「差別」の講義の「第3回」になります。④段落「足を踏んだ者には、踏まれた者の痛みがわからない」という言葉を取り上げてみよう。ここでは差別は「足を踏む」という行為に喩えられている。「足を踏む」ことはしばしば不注意や偶然によるものである。たとえ...
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名づけの精神史

問1① 端的② 即興③ 示唆④ 越境⑤ 遮断問2  最大のポイントは「所与」という語です。漢文には「為 A 所 B 」という構文がありまして、「AのBする所と為る」と書き下します。訳は「AによってBされる」となります。Bのところに「与」があ...
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「解答」の考え方(記述)

記述問題について現代文の解答は、まずは「記述」の考えが基本になります。選択肢問題であっても、まずは「書くならどうすべきか」という観点が重要になります。どんな問題でも、まずは「記述問題の解答姿勢」がベースになると考えましょう。記述問題の解答姿...