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社会学【前半】

重要な語を拾いながら、①~⑦段落をいったん通読しましょう。①段落①人類史上、想像もつかなかったような巨大な「世間」ができあがったのは二十世紀になってからの放送メディアの登場だった。放送のおかげでわれわれの「世間」はかつて想像することもできな...
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「問5」「問6」

問5 住宅は、いつのまにか目的によって仕切られてしまった。リヴィングルーム、ベッドルーム、仕事部屋、子ども部屋、ダイニングルーム、キッチン、バスルーム、ベランダ……。生活空間が、さまざまの施設やゾーニングによって都市空間が切り分けられるのと...
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「問3」「問4」

問3 〈傍線部B〉がある〈⑩段落〉の直前〈⑨段落〉では、「遊園地」と「原っぱ」が対比されています。 遊園地 ⇒ あらかじめそこで行われることがわかっている建築 原っぱ ⇒ そこでおこなわれることが空間の「中身」を創ってゆく場所傍線部でいう〈...
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共テ⑥評論 ピックアップ問題「問3」「問5」

論理的構文について「一文」を論理的に書く場合、典型的には次のような構文になります。〈a〉主題(原則的に「主語」 *傍線部の「目的語」を「主語」として書く場合もある)  〈b〉定義(主題の概念規定)     (b´)対比(それは何ではないのか...
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完璧而帰

和氏の璧「和氏くわしの璧へき」という物体が出てきますので、それについて見ておきましょう。「楚」の国にいた卞和(べんか)という男が、山中で玉の原石を見つけました。それを楚の厲王に献上しましたが、鑑定人がただの石だと言ったので、厲王は怒り、卞和...
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「差別はいけない」とみんないうけれど。⑧段落~⑫段落 

おさらい〈第①段落〉~〈第⑦段落〉の内容は、概ね次のようなものでした。近代の法制度(刑法)においては、「行為者(加害者)」の側の「意図のある/なし」や「未来予見性のある/なし」などによって、「責任の有無」や「罰則」が決められていた。しかし、...
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ことばトレーニング②

次の「詩」と「鑑賞文」を読んで、後の問いに答えよ。詩「馬と暴動」 石原吉郎 われらのうちを 二頭の馬がはしるとき 二頭の間隙を 一頭の馬がはしる われらが暴動におもむくとき われらは その 一頭の馬とともにはしる われらと暴動におもむくのは...
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「差別はいけない」とみんな言うけれど。①~⑦

①段落第①段落の内容について、少し補足をしておきましょう。近代的な法は「自律」的な「個人」を前提にしている。「自律」とは、「自分を律すること」を意味します。つまり、「自分のことを自分で決める」ことを「自律」といいます。対義語は「他律」です。...
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差別⑥⑦段落

「差別」の話の「第4回」になります。今日は〈⑥段落〉の後半と〈⑦段落〉について考えていきましょう。⑥段落(後半)「足の痛み」には、肉体的苦痛だけではなく精神的苦痛、社会的・経済的な不利益もふくまれる。また、行為者のアイデンティティ(日本人、...
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世紀末の思想 

入試過去問演習その③です。問1(1)偶然(2)滑(3)故障(4)観念(5)埋問2a 猶予はない正解は「ウ」の「先延ばしできない」になります。b なくもがな正解は「エ」の「ないほうがよい」になります。古文では、「終助詞」の「もがな」「もがも」...